iDeCoって結局どうなの?初心者が体験してわかったこと
「iDeCoって聞いたことあるけど、正直よくわからない…」
そんなふうに思っている方、多いのではないでしょうか?私自身、新NISAを始めて資産運用に興味を持ち始めた頃、同じような悩みを抱えていました。個人で積み立てる年金制度と聞いても、いまいちピンとこない…。でも調べてみると、実は“やらないと損”なほどの制度だったんです。今回は、資産運用初心者だった私が実際にiDeCoを始めてわかったことを、リアルな体験を交えてご紹介します。
iDeCoとの出会いは「新NISA」からだった
資産運用を始めたきっかけは、新NISA。1年ほど続けていくうちに、「お金」や「投資」について自分なりに勉強するようになりました。そんな中でよく目にしたのが「iDeCo」というワード。名前は知っているけれど、仕組みは全く理解していませんでした。
ネット上では「iDeCoはやらない方がいい」という意見もあり、不安になることも。しかし詳しく調べてみると、そのメリットは大きく、実際に使ってみて「なんでもっと早くやらなかったんだろう」と感じています。
iDeCoってなに?仕組みをざっくり解説
iDeCoとは、個人型確定拠出年金。簡単に言うと、「自分で積み立てる年金制度」です。毎月決まった額を積み立てていき、そのお金を運用しながら、60歳以降に受け取るという仕組み。
そして何よりの魅力が、「積み立てた金額が全額所得控除の対象になる」こと。つまり、節税ができて、実質的に使えるお金が増えるということです。
でも、デメリットもある。60歳まで引き出せない現実
iDeCoには「資金がロックされる」という制約があります。基本的に60歳になるまで引き出せません。急な出費には使えないので、生活防衛資金をしっかり確保した上で取り組むことが大切です。
また、受け取る際にも税金がかかります。ただし、退職所得控除などの制度をうまく使えば、大きな負担にはなりません。
制度改正でどう変わる?2024年と2026年のルール変更
2024年12月にはiDeCoの制度が改正され、使いやすくなった面もあります。一方で2026年から導入される「10年ルール」には注意が必要。受け取り時に税金が増える可能性があり、「ステルス増税」とも言われています。
制度を活用するには、ルール変更や税制にも目を配る必要があります。政治や政策に無関心ではいられない、ということにも気づかされました。
楽天証券で始めてみた!
私自身は楽天証券を使ってiDeCoをスタートしました。ネットから簡単に申込ができ、初心者にもわかりやすい設計になっています。
【まとめ】
iDeCoは「節税しながら老後資金を準備できる」非常に便利な制度です。ただし、資金の引き出し制限や税制の理解が必要不可欠。まずは新NISAと並行して、無理のない範囲で始めてみることをおすすめします。
将来の自分のために、少しずつでも行動してみませんか?