生活

「なんとなく」でいい。まずは選挙に行こう

新社会人として初めて手にした給与明細。想像よりも少ない「手取り」に驚いた経験、ありませんか?
所得税や住民税、年金に健康保険…。思っていたよりも税金で持っていかれる現実に、最初は戸惑うかもしれません。でも、そのまま何もしないのはもったいない。
この記事では、私が30代になってようやく気づいた「自分の生活と政治のつながり」についてお話しします。特定の政党の応援ではなく、一人ひとりが「自分のために選挙に行く」きっかけになれば嬉しいです。

税金で驚いた新社会人時代

社会人になって初めての給料。額面ではそれなりにあるはずなのに、振り込まれた金額を見て「え、こんなに少ないの?」と驚いたのを今でも覚えています。
所得税に雇用保険、2年目からは住民税も引かれて、手元に残るのは思ったよりずっと少ない。最初は「まあ、そういうもんか」と受け入れていました。

「このままでいいのか」と思った30代

ところが30代になり、家庭を持ち、支出も増え始めた頃。
ふと気づいたんです。自分は、生活にかかわるあらゆることにお金を払っているのに、仕組みについては何も知らない。
「じゃあ、自分にできることは何か?」と考えたときに出てきた答えが——選挙に行く、でした。

スマホ一つで始まる「自分で考える政治」

難しいことは最初から考えなくていいんです。
まずは、スマホで「税金 使い道」と検索してみてください。XでもInstagramでも、たくさんの意見や情報が飛び交っています。
全部が正しいとは限らない。でも、見ることで「自分は何が正しいと思うのか?」と考えるきっかけになります。

どんな未来が、あなたにとって幸せか

「自分や家族、友人にとって、どんな社会なら安心して暮らせるか」
まずはそれを想像してみてください。
そして、それを叶えてくれそうな政党や政治家は誰か?を調べて、選挙に行ってみてください。
その選択が正しかったかどうかは、後でしか分かりません。でも、「行動した」という事実は、きっと次につながります。

1人の1票は、決して0じゃない

選挙に行っても、自分の選んだ候補が落選することもあるし、政策がすぐに変わるわけでもない。
でも、何もしなければ何も変わりません。
微力でも無力ではない。1が集まれば、大きな力になります。
最初は「なんとなく」で十分です。その一歩が、次につながるはずです。

各政党の政策、どうやって見ればいい?

「とはいえ、実際どの政党を選べばいいのか分からない…」と思う人も多いはず。
そんなときは、まず自分にとって大事なテーマを一つだけ決めてみてください。

たとえば──

  • 給料が上がる政策をしているのは?
  • 奨学金の返済がラクになるのは?
  • 子育て支援が手厚いのは?
  • 副業や働き方に柔軟なのは?

テーマが決まれば、それに対して各政党がどう考えているかを比べてみるだけでも、判断の軸ができます。

より詳しく見たい方は、こちらの比較ツールがとても便利です

JAPAN CHOICE(自分に合った政党診断・政策比較)

※あくまで参考資料。自分の目と考えで判断することが大切です。


まとめ

給料明細を見て「なんでこんなに税金取られるの?」と疑問を持ったあの瞬間から、政治とのつながりは始まっています。
特定の政党を応援する必要はありません。でも、自分の生活を良くするために「自分で選ぶ」ことが大切です。

選挙はテストじゃないし、正解もない。
でも、自分で考え、自分の未来のために投票する。
それが、暮らしを少しずつ変えていく力になるのだと思います。

あなたは、次の選挙、どうしますか?